Blogサンフーズノート

2025.05.22

41期の指針は「次工程はお客さま」~創業以来大切にしてきた言葉を今一度~

今回は、私、社長の𠮷田が当番です。よろしくおつきあいください。

株式会社サンフーズジャパンでは、毎年4月1日に新たな指針を発表し、

従業員の皆様と共にその理念を深める機会を設けています。

サンフーズジャパンはおかげさまで昨年の40周年を好業績で着地、4月より第41期を迎えました。

今期の指針は、創業以来受け継がれてきた重要な言葉である、「次工程はお客さま」

とさせていただきました。

これは、私たちが掲げる「サンフーズジャパンはお客様のためのサンフーズジャパンです」という創業の志に深く根ざしており、単なる生産プロセスの考え方ではなく、企業文化そのものを象徴しています。

食品製造の使命——安心・安全な製品を届けるワケ

食品製造会社として、私たちの仕事は単に食品を作ることではありません。

なぜ品質管理を徹底するのか?なぜ一つひとつの工程でミスなく

業務を遂行しなければならないのか?

その答えは、製品を手に取ったお客様が「何を感じていただいたか」にあります。

私たちが作る食品は、どこかの食卓に並び、誰かの暮らしや健康を支えています。
そして、その「誰か」は、決して遠い存在ではありません。私たち自身の家族であり、友人であり、恩人であり、大切な人です。

だからこそ、私たちが作った製品を、「ぜひ大切な人に食べてほしい」「幸せになってほしい」「笑顔になってほしい」と心から願いながら、製造に向き合っています。

かつて先輩社員から「赤ん坊を抱きあげるように製品を扱うように」と教えられたことがあります。
その言葉の通り、一つひとつの製品に心を込め、愛情を持って扱い、丁寧に製造することが私たちの使命です。

次工程への責任——チームワークが生み出す品質

食品製造における品質は、一人の力では成り立ちません。
原材料の選定、加工、包装、出荷まで、すべての工程が連携し合うことで、

最終的にお客様へ届く「安心・安全で美味しい食品」が生まれます。

だからこそ、「次工程はお客さま」という言葉は、社内の一人ひとりに対するメッセージでもあります。
どの工程であっても、自分の仕事のクオリティが次の工程に影響を与える。

つまり、直接目の前にいるお客様だけでなく、次の工程を担当する仲間も「お客様」なのです。この考え方を徹底することで、チーム全体として質の高いものづくりを実現できると私は考えています。

お客様のために、仲間のために

私たちの仕事は、単なる作業の積み重ねではありません。
一人ひとりが、自分の業務の重要性を理解し、次の工程を担う仲間、

そして最終的に製品を手にするお客様のために、最善を尽くすことが大切です。

「次工程はお客さま」——この言葉を胸に、これからも、すべてのステークホルダーの幸せにつながる製品づくりを社員と一緒に目指していきたいと考えています。

写真は、私が毎年、期初に向け書いている方針の書です。
会議室や、食堂など社内各所に掲示し、従業員はもちろん来社されるお客様にも見ていただいています。

社内の各所にて掲示されている、今年の「指針」。すべて社長の手書きにより、1枚1枚に思いが籠っており、1枚ごとにちょっとづつ変化があるのも、味わい深いと好評です。
総務課が毎年各所に掲示します
会議室
製造管理室
食堂
事務所
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