製造部門で作るものが、
サンフーズジャパンの顔となる
サンフーズジャパンの製造部門では、安心安全でおいしい食品を作り続けるという役割を担っています。
私たちは、常に「お客様のためのサンフーズジャパン」を基本理念に、お客様のニーズに沿うQCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)を考え、行動しています。
また、当社の工場ラインは、「お客様のセントラルキッチン」としての役割を発揮すべく、「次の工程は、お客様」(=HACCP)の考え方を大切に、日々の生産活動を行っており、今自分がしている作業は、次工程にどのような影響があるのかを常に考えるように心がけています。
開発段階で生まれた試作品は、完成度が高く美味しいものですが、それを製造現場に落とし込むとそのスケールの違いから、味・色・匂い・食感はたちまちにして、違うモノへと変異してしまいます。
私たちは、常に試作品に限りなく近づける努力をする一方、生産性を向上させる努力も続けています。製造に携わる者ひとりひとりが努力目標を持ちながら、自身のスキルアップを目指すことで、お客様に喜んでいただけるモノづくりを行っています。
サンフーズジャパンの製造現場では現場経験豊富なベテラン社員から未経験者、アルバイト、パート社員、小さいお子様がおられるママさんなど、多様な経験をもつ、職歴の違った人たちが集まっており、それぞれがもつスキルを活かしながら、生産性の向上を目指しています。
現場での主な戦力はパートさんたち。年齢も経験もさまざまな方々がサンフーズジャパンのモノづくりの現場に結集しています。
モノづくりの現場である、製造ラインは創業以来、「パウチに製品を詰める」という製造方法一筋で取り組んでまいりましたが、近年、お客様からのリクエストが多様化し、さらに期待も高まってきており、作り方のバリエーションが多種多様になってまいりました。
当社では長い歳月を経て、試行錯誤をしながらも、常にお客様のご要望に応え続けてきた結果、現在の製造ライン編成にたどり着きました。
これからも製造部門では、いつでもお客様に満足いただける商品を提供できるよう、常にきめ細やかで柔軟なラインを構築し、サンフーズジャパンの特長でもある「ていねいに想いを込めた、美味しいモノづくりの姿勢」と「企業としての生産性向上」の両立を目指し、お客様のご要望にしっかりお応えできる工場として進化してまいります。
サンフーズジャパンでは、毎朝、食品安全宣言を唱和してから、日々の作業を行うようにしており、全員が5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)に取り組み、改善を重ねています。
製造の現場では、安心安全が求められますが、安全を守ることを重視しすぎるとお客様に安心していただくクオリティ=美味しさが損なわれる場合もあり、お客様のご要望を聞き過ぎると、安全が担保できなくなって、結果的にお客様の安心は得られなくなることもあります。
私たちは、「安心安全」に「生産性向上」を掛け合わせるとどうなるか?について、常に問いかけていきたいと考えます。
安全なものを作り、お客様に安心していただくことは、相互関係が成り立ってこそと考えますが、企業のモノ作りはそれだけにとどまらず、そこに行きつくまでのプロセスや日々の努力の末に構築されるのが「真の安心安全」であると考えます。
私たちは、お客様のためのサンフーズジャパンであり続けるため、安全安心については絶えず追求していきたいと考えています。
今後は、新たな機器も導入し、生産性向上はもとより、品質面でのランクアップも目指します。このような挑戦も含め、お客様のご要望に応え続ける工夫は今後ますます必要になります。
製造現場は一見、裏方の仕事に見えますが、「製造部門の作るものこそが、サンフーズジャパンを語る」。
生産に携わるひとりひとりがさまざまなスキルと想いをもって、日々取り組んでいます。